外出自粛中の連休に「Alexaスキル開発」で子どもと遊んでみた
はじめに
先日、以下のブログで「Amazon Echo Show 5」の物足りないことを書いたのですが、自分で何とかできないかなと思って、「Alexa(アレクサ)スキル開発」を試してみました。
結果的にやりたいことはできなさそうだったのですが、特に開発環境がとても進んでいて刺激的でした😊
1日あれば色々と遊べると思いますので、この外出自粛中の連休に、お子様と一緒に自宅で楽しんでみるのはいかがでしょうか❓
Alexaスキル開発について
Alexaスキルとスキル開発とは
Alexa(アレクサ)は、AmazonのAIのような音声サービスで、それを利用してEchoやEcho Show等に追加できる機能のことを「スキル」といいます(スマホでいうところの「アプリ」と似たようなものです)。
そしてそのスキルは、Amazonが提供する環境を利用して、各個人が開発できるようになっています。
スキルの開発方法の詳細は以下のAmazonのサイトに記載があります。分かりやすいチュートリアルが1回10分程度の動画であるので、それから入ってみるのがいいと思います。
スゴいところ
私が実際にスキル開発を試してみて、すごいと思ったことは以下の通りです。
- 音声サービスの仕組み自体が面白い
- ブラウザ上ですべて(スキルの開発から公開まで)完結している
- 自分自身のAlexaデバイス(EchoやEcho Show)でも同時に動かせる
まず、Alexaを利用して音声を認識して、自分のスキルに入力させて~といった仕組み自体が新鮮で面白いです。
そして、コーディングやビルド/デプロイ、テスト等もブラウザ上で簡単にできます。ブラウザ上でソースや各種設定をつくった後、ビルド/デプロイするとモジュールがAWS上(無料の上限あり)の実行環境に配置され、ブラウザ上のAlexaの音声シミュレータでテストできます。その際同時に、自宅のEchoやEcho Showでもそのスキルが動くようになります。
まさにスゴいの一言です❗❗
また、ブラウザなのでスマホからでも開発できます。画面が小さいので本格的には厳しいですが、後から思ったことや気になった箇所をサッと直すには向いています。
(恐らく)できないこと
私が調べた範囲ですが、現状、Amazonのサービス(Amazon MusicやPhoto等)と連携して何かやるということはできないと思います。かゆい所に手が届くスキルがつくれなくて残念;
(ご参考)私がつくったスキル
今回私は、自分の実家の家族の名前を教えてくれるスキルをつくりました。というのも家族の名前が似ていて、子ども達から「じいじの名前は何だっけ?」「パパの弟の名前は何だっけ?」と聞かれることが時々あったので。
その際、例えば自分の呼び方をとっても、名前そのもの、子どもからみた「パパ」とか「お父さん」等があるので、そこら辺はどの呼び方でも認識できるようにしました。
まとめ
ブームの第一波は過ぎた感がややあるAIスピーカーですが(日本だけ?)、音声サービスやブラウザ上での開発といった新しい仕組みに触れられ、子どもとも遊びながら楽しめました。また、プログラミング教育の題材にもいいと思いました。
この機会にぜひ試してみてください❗